ヒマラヤ山脈 1
SNSってよく考えてみたら、割と使い捨てだな、と思いまして。
FBもあんなにやってたのに急に辞めてみたり(まあログイン出来なくなったのですが😅)
フと湧き上がった感情や思った事を書き流すのは
タイムリーだし、それなりにスッキリするし、色んなキッカケを運んでくれたりもするのですが
パッと消えてしまうのが勿体無く感じて。
オンラインは長くやっているし大切にしているので
こちらの店長日記も書きたいとヒマラヤから帰って来て思いましたので
SNS文章を肉付けしてこちらにも残したいと思いました。
17年ぶりに来たヒマラヤ山脈の奥の温泉村。
じんわり湧き上がるノスタルジー。
インド長距離移動の疲れも吹っ飛ぶ喜び。
こんな絶景所、中々無い、、、
空気の美味しさは来てすぐに匂いで分かる。
まずは毎朝温泉(無料w)で湯治を始める事を決めた。
ヒンドゥー教の沐浴とニッポンの温泉文化の融合◎
結構強力な泉質らしく、息子は一回湯あたり?ただののぼせ?でゲロ吐いてました(笑)
ノスタルジーに浸りながらもインドの急開発は目覚ましく
そして17年前なので私の記憶も薄くて曖昧(笑)。
そして17年とは全く変わって私は子連れのママ旅行者。
あの時生きていた父はもうこの世にはいなくて、家族も新しくなり、
そして私も独身ではなく、インド在住。
一人旅と違って、食べたいジャンルが息子と違かったり、
毎朝の湯治も温まる為に体積的にもっとゆっくり私は浸かってたいが息子はすでにほっかほか。
17年前は向かいの山の中腹にある家でパーティがあるとなれば
気合いで顔を出していたが、今は息子を連れては中々行けない、、、
それでも。
それでも息子と来れて本当に良かった。
何一つ教えれる知識も私には無いし、大した成功例も人生テクニックも資産も無いそんな私の数少ない財産
「旅をする事」
を共有できて良かった。
昔は良かった〜とこぼす老人によく会うが、それはホントかな?
魔女狩り(話飛んじゃってすいませんw)やら戦国時代やら男尊女卑やら色々色々、、、
昔が良いと本当に言えるのだろうか?
それはそうであって欲しいとの、自分のエゴなんじゃ無いのか?
あのとてつもない大きな山に、17年前に施行中だったトンネルが完成したらしい。
生態系に変化はあったのだろうか?山は痛かっただろうか?嫌だっただろうか?
向こう側の秘境も何か壊されてしまっただろうか?
でも私達が向こう側に行くのをうんと可能にさせてくれたのも事実で
向こう側にも緊急の医療や食べ物をもっと沢山運べる様になったのも事実なのではないでしょうか?
山のあちら側のお年寄りや若者達は嬉しかったかもしれない。行って聞いてみたい。
そしてあのとてつもない大きな山にトンネルを掘れる人間とテクノロジーって、、、
かなりすごい所に来てる様な気もする。
良いとか悪いとかそれは別として私達は一体どこに向かっているのだろうか?
エゴと理想と宇宙の法則の狭間で私たちはどうやって何を目指せば良いのか?
あのヒマラヤ山脈の空気を吸いながら、5000m級の神々しい山々の中でまたゆっくり感じ、考えたいです。
そしていつか、歳をとり過ぎる前に向こう側にも行きたい!